古代ローマ帝国とアルザス地方のワイン紀元前1世紀にガリア(現在のフランス)を平定したのは、イタリアのローマからやって来た古代ローマ帝国の英雄カエサル(シーザー)だよね。そのカエサルが暗殺された後、古代ローマ帝国を支配したのは初代皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)。そのアウグストゥスは属州を再編成し、アルザス地方も上アルザス(アルザス南部)と下アルザス(アルザス北部)に二分されたんだ。 そして、このアルザス地方でワイン生産のためのブドウの栽培が始まったのは、古代ローマ帝国の支配下にあった2世紀のことだった。 その後のアルザス地方のワインその後のアルザス地方には、ゲルマン系アレマン族・フン族・マジャール族が侵入し、混乱・荒廃したんだけども、古代ローマ帝国時代以来のワイン生産は発展していったんだ。そんなアルザス地方のワイン生産が全盛期を迎えたのが、14世紀の末頃だったといわれる。当時のアルザス・ワインは、ヴォージュ山脈の東側の山麓(つまり、このリクウィールのあたり)で生産されていた。生産されたワインは、コルマールやストラスブールに集められ、ライン川流域やオランダ・イギリス・北欧諸国に輸出されていたんだそうな。 ところが16世紀からは宗教戦争・三十年戦争などの混乱によってアルザス地方のワイン生産は低迷し、再びアルザス地方のワイン生産が繁栄したのが19世紀のこと。 創業西暦1639年という
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この記念すべきワインを飲んだのは、旅行を終えてロンドンの自宅に戻ってからのこと。十分に冷やしてコルクを抜く。グラスに注いだワインは黄金色。香りは甘くて爽やか、それでいて濃厚なリンゴの蜜の香り。グラスを回せば、更に濃密な香りが溢れる。口に含めば、甘いけれども爽やか。ライチの味かな。
甘口ワインだって美味しいぞ !!他のところでも書いたことがあるんだけど、日本ではワインを好きな方々の間でも、甘口のワインは人気が無いよね。それがとっても残念なんだ。飲み方や食べ物さえマッチさせれば、本当に美味しい甘口ワインがあるんだよ。その一つが上に御紹介したワイン。その他にもフランスはボルドーの南で生産される貴腐ワイン「ソーテルヌ」とか、ハンガリーはトカイ地方の貴腐ワイン「トカイ・アスー・エッセンシア」とか。機会があれば挑戦して欲しいな。本物の甘口ワインならば、フルーティで甘いのに後味すっきりだったりするよ。人口の甘さとは違うんだ。
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