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アルザスとストラスブール フランス

- ワインと美食と歴史の旅 -


07. リトル・ヴェニス(コルマール)


コルマールのリトル・ヴェニス
(アルザス地方、フランス)

13世紀のはじめの頃、当時は神聖ローマ帝国領だったコルマールは、帝国都市となったんだ。その周りには、総延長 2km、高さ 12m、幅 2mの城壁が築かれた。その城壁の外側に港があった。

内陸にあるアルザス地方に港といえば、奇妙に聞こえるかもしれないけど、ライン川やその支流が縦横に流れているアルザス地方では古来より水運が発達していたんだそうな。

特に13世紀の前半にはスイスのザンクト・ゴットハルト峠が開通し、イタリアからスイスを経由して運ばれてきた品々が、アルザスを経由してライン川流域の街々へと送られていったんだそうな。

そんな歴史あるコルマールの港の周囲には、今でも由緒ある建物が並んでいる。そして、「リトル・ヴェニス(下の画像)」と呼ばれ、観光客の人気を集めているんだ。(ヴェニス・・・説明するまでもないけど、イタリアにある水の都ヴェネツィアだよね。)

コルマールにあるリトル・ヴェニスの風景(アルザス、フランス) コルマールにあるリトル・ヴェニスの風景(アルザス、フランス) コルマールにあるリトル・ヴェニスの風景(アルザス、フランス) コルマールにあるリトル・ヴェニスの風景(アルザス、フランス)





フランス王国による併合に抵抗したコルマール

13世紀以来の帝国都市だったコルマールは、周囲を取り囲む城壁によって守られていた。でも、その城壁は17世紀に取り壊されてしまったんだ。

17世紀前半の三十年戦争とウェストファリア条約によって、フランス王国に併合されたコルマール。でも、コルマールの人々はフランス王国による併合に反対していた。西暦1662年と1663年には、神聖ローマ帝国の議会に代表を送り、帝国への復帰を訴えている。

その後、西暦1672年にはオランダをめぐる神聖ローマ帝国とフランス王国との戦いが起こり、コルマールは神聖ローマ帝国側に立ったんだ。ところが、西暦1673年にはフランス軍がコルマールを占領。当時のフランス国王ルイ14世の命によって、コルマールの城壁は破壊・撤去されてしまった。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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