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エジプトの旅 1996年12月 - 1997年1月 カイロ、ルクソール、アスワン、アブシンベル
10.ナイルの夕陽
エジプト名物の鳩の丸焼き(または開き)を食べ終え、船でナイル川を渡って、ホテルに到着。
テラスで景色を眺めているとハエがやってきた。久々に見るハエ。だって今は12月。ロンドンではハエを見ることなんてありえない。 やがて陽が沈む。ナイル川の向こうへ。 夕陽が朱く焼けるに連れて、ナイル川の水面も黄金に染まっていく。この夕陽だけは、外国人観光客にも、地元の人々にも、平等に与えられているかもしれない。そうあって欲しいものだ。
さて、夕食の時間だ。少し厚着をして部屋を出る。エジプトといえども今は12月。夕方には15度くらいまで気温が下がる。朝の砂漠の気温ときたら、7 - 8度だ。それでいて日中には30度まで気温が上がるのだから、何を着ていけばよいのか、困ってしまう。 レストランのウェイターは、ひたすら冗談ばかり言っている。小柄で細長い顔立ちだ。「アブー・ハッサン・サミー・デイビス・ジュニア」という名前を彼に贈ろう。 食事の後はホテル内を散策。たくさんの土産物屋が並んでいる。その中の1件がベネトン。なんでエジプトでベネトンやネン ?? と思ったのだが、ベネトンのコットン・シャツの原料はエジプト綿なんだそうな。シャツを一つ買った。明日の観光は、このシャツを着て行くつもり。 ルクソールは良い。カイロでは、ホテルの部屋にいても渋滞に苛立つ車のクラクションが聞こえていた。しかし、ルクソールでは、静かな静かな夜を楽しむことができる。
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