ヨーロッパ三昧 トップページへ
東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エジプトの旅

1996年12月 - 1997年1月

カイロ、ルクソール、アスワン、アブシンベル


08.ルクソール神殿

ルクソール神殿 ルクソールには、カルナック神殿と並ぶもう一つの大神殿であるルクソール神殿がある。

この神殿もカルナックと同じく、アメン神を祀っている。

ナイル川が溢れる時期には、船に乗ったアメン神が、二つの神殿を行き来した。「オペト祭り」と呼ばれる行事だった。

ラムセス2世とツタンカーメン

ルクソール神殿の中には大列柱室がある。カルナック神殿と同じく、ラムセス2世が建てたものだ。

神殿の第一の門の外には、ラムセス2世の像が並べられている。

門の中に立つ像にも、ラムセス2世の名が刻まれている。ところが、この像は実はツタンカーメンのものだったのだ。ラムセス2世は、像に自分の名を刻ませるだけで、像を自分のものとしたわけだ。

パネジェムに巨像を奪われたことに関して同情しちゃったけど、実は自分が先例を作っていたわけだ。

(偉大な古代文明の王様達も結構セコいで !! )

古代エジプト人のアメン神信仰の中心の一つだったルクソール神殿だが、今では神殿の中にはアブ・アル・ハッジャージ・モスクがある。つまりイスラム教徒の礼拝の場所になっているわけだ。

ところが、この神殿をキリスト教徒が教会として使っていた時代もあった。

キリスト教の聖画 神殿の壁には、今でもキリスト教の聖画(右の画像)が残されている。

(悪いが、見えん !!)


ここで一つ余談。イスラム教の拡大以後はエジプトの人々の殆どはイスラム教徒が占めているよね。でも、現代のエジプト国民の1割ほどは、キリスト教徒なんだそうな。そのエジプトのキリスト教徒が猛反発したのが、2006年6月に公開された映画「ダ・ヴィンチ・コード」だった。

そりゃね、映画「ダ・ヴィンチ・コード」ではキリストが子孫を残しているということになっているんだから、伝統的なキリスト教を信じる人々は怒っちゃうよね。ましてや、エジプトのキリスト教徒は、イスラムに支配された長い年月にもかかわらずキリスト教の信仰を維持してきた筋金入りの人々なんだものね。さて、話を元に戻そう。

オベリスク ルクソール神殿の第一の門の外側には、1本のオベリスク(高さ25メートル)が立っている。

かつては、これと対を為すもう1本のオベリスクが立っていた。そのもう1本のオベリスクは、今ではパリのコンコルド広場に立っている。

次のページ

前のページ

エジプト・トルコ・ギリシャ・キプロス関連ページ


姉妹サイト 「イタリア三昧+マルタ」



イタリアとマルタに興味のある方は、姉妹サイト「イタリア三昧+マルタ」をチェックしてみてくださいね。ローマフィレンツェナポリピサアマルフィなどイタリア各地、マルタ島とゴゾ島の入門編聖ヨハネ騎士団にゆかりのマルタを尋ねた旅行記を集めました。


姉妹サイト 「ヨーロッパの歴史風景」



ヨーロッパに興味のある方は、この「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイトである「ヨーロッパの歴史風景」(先史・古代編中世編近世編近代・現代編)にも行ってみてくださいね。


Copyright (c) 2000-2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。