東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
旧東ドイツの旅
1997 年 5 月
ベルリン、ポツダム、ライプツィヒ、マイセン、ドレスデン
18. 菜の花畑
2泊3日の短い旅は、あっという間に終わってしまう。しかし、今回の旅は私の心に何か重いものを残してくれた。
あちこちに残る戦争のメモリアル。あるものは栄光の、あるものは悲惨の、時には栄光と悲惨を同時に見せてくれるメモリアルでもある。
確かに暗く重い印象。でも、それから目をそむけるわけにはいかないよね。少なくともドイツの人々は、多くのメモリアルを目にしながら毎日を過ごしている。彼らは現在の平和が惨禍の上に成り立っていることを忘れはしないだろうな。
ドレスデンの街を離れて空港へ向かうバスの窓からは、広々とした菜の花畑(下の画像)を見ることが出来た。天気は少しづつ悪くなっているけど、旅の最後に見る少し明るい風景が有り難い。
でも、菜の花の陰には、現在のドイツの国土から抹殺された中世のスラヴ系の人々が見え隠れしている気もする。この菜の花は、ドイツの原野に積み重ねられた歴史の上に咲いている。
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