今朝は 5 時半に目がさめた。旅先で眠れないわけではない。昨夜は 9 時には眠りに入っているから、むしろ充分に眠ったわけだ。
家内はぐっすりと眠り込んでいる。物音を立てないように静かにテラスに出た。空が明るくなり始めている。
朝陽 !!! 今から出かければ、日の出を見ることが出来る。
ジーンズをはき、シャツを着こみ、カメラを持ってホテルを飛び出す。空の明るくなりつつある方向を目指して歩く。
やがて広い畑に出た。この場所ならば、日の出を見るのに邪魔になるものもない。畦道に立ち、煙草に火をつけて、日の出を待つ。
2 本目の煙草に火をつける。車がやって来た。畑の横にあるホテルの駐車場に車が停まる。ホテルの従業員が出勤して来たようだ。畑の畦道に立つ挙動不審の男の様子をうかがっている。確かに怪しい人物である。まず疑われるのは立ちションだ。次は駐車場荒らしだろうか。
3 本目の煙草に火をつける。畑に立つ謎の男は、ときおり通り過ぎる地元の人々の注意を引いている。そろそろ朝陽が昇ってくれないと、私は不審人物として連行されるかもしれない。
ようやく太陽が顔を見せた。
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