東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

アゼルバイジャン 2000年3月


< 陸路 550km >

2000年3月18日
05. 土漠 -1

バクーを出発

7 時に起床。完全に二日酔だ。昨夜は、バクー事務所のスタッフと一緒に羽目をはずしてしまった。あわてて身支度を済ませ、荷造りをして出発の準備をする。(あとで気がついたのだが、バクーのホテルにシャツを忘れた。イェーガーのシャツだ。気に入りだったのに ... 。)

9 時に車が迎えに来た。アゼルバイジャン人のアハメドである。彼の運転する車で、グルジアの首都トビリシに向かう。約 550 キロ・メートルのドライブの始まりだ。(念のために書くが、アゼルバイジャンには近代的な意味での高速道路は無い。)

アゼルバイジャンの首都バクーとグルジアの首都トビリシとの間には、定期便も飛んでいる。しかし、フライトは週に 3 便だけ。今日はフライトが無い。しかし、ひょっとすると明日はグルジアで仕事の相手と会えるかもしれない。そのチャンスを無駄にしないためにも、今日のうちに移動しておきたかったわけだ。




アゼルバイジャンの土漠を走る

アゼルの土漠

バクー市内を出たアハメドの車は、穴だらけの道を走り始めた。時速120kmのスピードで、右に左にハンドルを切りつつすっ飛ばす。後部座席の私は生きた心地もしない。

雨の少ないアゼルバイジャンでは、大地も乾燥しきっている。ほとんど草も生えていない土漠(右上の画像)が広がっている。こんな風景を 9 時間も見てすごすのだろうか。(アハメドによれば、到着予定時間は夕方の 6 時。)

アゼルバイジャンの田舎の村

何も無い土漠が続くのかと思っていたが、所々に村があった。(下の画像)

アゼルの村

アゼルバイジャンの田舎の村の風景は、トルコの小アジアの内陸部にある村の風景に似ている。(バクーの街もトルコの街に似てないわけじゃないけれど、ロシア語の看板が多くて。)

アゼルバイジャンの水と牧畜

村のあるところには水がある。いや、正しくは、水のあるところには村がある。

その水の源は山なのだそうだ。水を含んだ風は山に雨を降らせる。山の土や木々は水を蓄える。残雪も水を蓄えることと同じだ。

山から流れ出た水は、大地を潤す。そこに村が出来る。山は水を蓄えるダムである。アゼルバイジャンが思い出させてくれた。

ところどころに牛がいる。しかし、牛は多くはない。大量の草を必要とする牛を飼える土地は貴重なのだ。

道に牛

アゼルバイジャンの田舎道で見かけるのは、やはりヒツジだ。道ばたの小屋の軒先には、捌いたばかりのヒツジの肉がぶらさげられていることもある。産地直売の(さばいた時は)新鮮なヒツジの肉。

道ばたに子供達の姿を見かける。手に手に袋を持って、走り行く車を止めようとする。この辺りで自生しているハーブを集めては売っているとアハメドが言う。そのハーブはミントに似ていて、朝食のときに食べるヨーグルトに混ぜると美味いらしい。

関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。(本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。)


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【参考】都市別ツアー





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