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ヨーロッパ・ミソラン・ガイド 手前味噌味 レストラン・レポート
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グラナダで昼食にパエリヤ
(グラナダ、スペイン、1995年4月16日)

Restaurant Misolin Michelin
Meson A. Perez
C/. Pintor Rodriguez Acosta, 1
Granada
Tel 958-28-80-79

赤い宮殿アルハンブラの前にパエリャ

グラナダといえば、赤い宮殿アルハンブラ。これが今回の旅の主眼だよね。でも、その前に昼食を済ませておこう。

今日の昼食のメインは、パエリヤ。あるいは、パエジャ。読み方は、スペインでも地方で異なるみたい。なんせ、スペインも地方によって言葉が違うからね。方言 ... というよりも、それぞれの地域が独立した言語を持っているというべきなんだろなあ。

グラナダの民謡など 軽い前菜をつまみながら、地元の音楽を聞く。この間にパエリヤが出来上がるわけだ。

パエリヤは生の米から作り上げるから、料理に時間がかかる。音楽を聴きながら、ついつい飲みすぎて、料理が出来上がった頃には私も出来上がっちゃうんだけどね。

ところで、このパエリヤだけど、本場といえばヴァレンシア。スペインの東南部といえば良いのかな。8世紀にスペインに侵入したアラブ人・ベルベル人は、ヴァレンシアの土地に灌漑技術を持ち込んだ。そこで米が栽培されるようになり、今ではスペイン料理として有名になったパエリヤが生まれたわけだ。だから、スペイン語の米 Arroz という言葉も、アラビア語の Aruz から生まれたんだって。

更に余談だけど、ヴァレンシアで始まった稲作は、次第に地中海沿岸に広まっていった。ヴァレンシアから北上して、フランス南部プロヴァンスのカマルグも大規模な米作りをしている。そして東へ向かい、イタリア北部ミラノを中心とするロンバルディア地方でも稲作が盛んだ。つまり、イタリアのリゾットだって、元をたどればヴァレンシアのアラブ人に行き着くんだろうな。

さて、大きな専用の鍋 (??) の中のパエリヤが登場(下の画像)。様々な魚介類に鶏肉はアツアツ、ちょっと芯を残したお米はサフランに染まり、出来たてのパエリヤが美味い。

パエリヤの登場

上の画像は初めて本場スペインで食べたパエリャなんだけど、私が好きなのはロンドンにあるスパニッシュ・レストランのパエリャ。そちらの方が美味しいと思うんだけど、食べなれているからかな ... 。

ちなみに、日本にも美味しいパエリャを出す店があるよね。いつかは、そんな店もこの「手前味噌味レストラン・レポート ヨーロッパ・ミソラン・ガイド」で御紹介したいんだけど、日本編はただ今準備中。そのうち、日本国内にあるお気に入りの店も、掲載する予定です。


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