ヨーロッパ三昧 トップページへ

ヨーロッパ・ミソラン・ガイド 手前味噌味 レストラン・レポート
ヨーロッパ・ミソラン・ガイド

マドリッドでバールをハシゴ
(マドリッド、スペイン、1999年4月3日 - 5日)

Restaurant Misolin Michelin
マドリッド市内
プエルタ・デル・ソルの周囲にある
バールいろいろ

Puerta del Sol
Madrid
Spain

今回の旅では、スペインに 3 泊 4 日。そのうち、マドリッドでは 2 泊 3 日をすごした。その短いマドリッド滞在中は、昼も夜もバール。バールで明け暮れた旅だったわけだ。

このページでは、マドリッド市内のバールをいくつか御紹介しよう。



ハブゴ・ソル Jabugo Sol

マドリッドの中心にあるプエルタ・デル・ソル Puerta Del Sol から、アルカラ Alcala 通りに入ってすぐの南側にあるのが、「ハブゴ・ソル」 Jabugo Sol という店。この店には最高のハモン(スペイン生ハム)がある。

その生ハムの名前が「ハモン・ヴェロタ・レゼルバ」 Jamon Vellota Reserva。言ってみれば、生ハムの大トロである。その最高級銘柄のハモンを置いている店は、マドリッドでも少ないらしい。(申し訳ないが、店の住所や電話番号は不明。私は現地に行けば、わかるのだけれど。)



バール1 ラ・カサ・デル・アブエロ
La Casa del Abuelo

路地に入り込む。スリに会うならば、こんな所に違いない。路上でケンカしている連中の横を通り過ぎ、次の店は「ラ・カサ・デル・アブエロ」 La Casa del Abuelo (右の画像)。入口の脇では、エビが焼かれている。

La Casa Del Abuelo
Fundado en 1906
(La Alicantina)
C./Victoria, 12
Madrid

この店の料理は 2 種類だけ。どちらもエビである。まずは、ガンバス・アル・アヒジョ Gambas al Ajillo。直径 10 cm ほどの小さな土鍋に、オリーブ・オイルとニンニクを入れ、その中に小さなエビを入れて火にかけただけ。塩とニンニクの効いたアツアツを口の中に放り込む。これが強烈な味で美味い。

次はエビを鉄板で焼いただけのガンバス・ア・ラ・プランチャ Gambas a la Plancha。これは塩だけのあっさり味だ。こちらの方が日本人向きかもしれない。

店にあるワインも 2 種類だけ。甘口の赤とキリッとした白。どちらの名前もヴィニョ・エル・アブエロ Vino el Abuelo。甘いのも悪くは無いが、白のほうが美味い。



ラス・ブラヴァス Las Bravas

続いて、ラス・ブラヴァス Las Bravas という店。パタタス・ブラヴァス Patatas Bravas というジャガイモ料理を食べる。

店の名前にもなっているブラヴァス Bravas というのが、名物のソースの名前らしい。パプリカを使ったと思われる独特のものだが、さほど美味いとも思えない。

Las Bravas
Pasaje Matheu,5
(Salon y Terraza)
Madrid

このラス・ブラヴァスは、チェーン店になっていて、マドリッド市内にいくつかの店を持っているらしい。



バール2 ラ・トルチャ La Trucha

ラ・トルチャ La Trucha という店に入る。店の名前の意味は、「おつまみ」とか「肴」とかいうことらしい。

La Trucha
Manuel Fernandez y Gonzales, 3
Madrid

食べたのは、ネギの赤ちゃん、ピーマン、オリーブ、カブ。ネギの赤ちゃんは、小さなネギの丸々と太った根元を切っただけ。それが実に甘くて美味い。ピーマンの辛さも、また美味い。オリーブも、切っただけのカブも美味い。

要はどれも美味い。白ワインも美味い。なるほど酒の肴を売り物にしているだけのことはある。



ヴィニャ P Vina P

聖アナ広場に面しているのが、ヴィニャ P という店。闘牛のポスターが壁を埋め尽くしている。それもそのはず、この店には闘牛士たちがよく来るのだそうだ。

Vina P
Plaza de Santa Anna, 3
Madrid
Phone : 531 - 8111

店の名物は、カジョス Callos という料理。これは臓物の煮込みである。この料理はシェリーと合う。

面白いのがレタス。小さなレタスを半分に切り、塩をふって、オリーブ・オイルをたらしただけのもの。それが不思議に甘いのだ。



バール3 ラ・ヴェネンシア La Venencia

この店には、各種のシェリーが置いてある。今までシェリーを飲むことの少なかった私たちに、シェリーを教えてくれたのが、ラ・ヴェネンシアだ。

(住所も電話番号も不明。場所は覚えているけれど。)

黒い木のカウンターの前に立ち、ヒゲのバーテンにシェリーを注文する。

まずは、キリッとしたフィノ Fino。フィノはシェリーの中でもアルコール濃度が低く、熟成の進んでいないさっぱりしたもの。オリーブをかじりながら飲む。

次のシェリーはマンザニージャ Manzanilla。少し熟成した些かまろやかなシェリーだ。ナッツをかじりながら飲む。

続いて、オロロソ Oloroso。アルコール度の高いシェリーだ。飲み口は柔らかいが、「飲み干した後で、鼻から火が出る」という家内のコメントである。

更にパロ・コルタド Palo Cortado というシェリー。濃い琥珀色の少し甘口のシェリーだ。青かびチーズと合わせた。

最後にアモンティジャード Amontillado。淡白であっさりして、クセの無いシェリー。ただし、少々強い。

この店に通い、私もちょっとしたシェリー通になっただろうか。



ロス・ガブリエレス Los Gabrieles

最後にカフェに入る。ラ・ヴェネンシアと同じ通りにあるロス・ガブリエレス。

Los Gabrieles
Calle Echegaray 17
Madrid
Phone 91 - 429 - 6261

壁一面を覆うタイルの絵が自慢の店。店内には大音量で CD の音楽が流れている。非常に泥臭いフラメンコ。その音楽と、酔っ払いのバーテンが気に入った。



他にもたくさんのバールがあるのは、言うまでも無い。美味い店もあれば、そうでない店もある。

ただし、どの店も個性的で面白い。また、値段が安いのも感心させられる。軽く飲んで食べて、一人 1,000 - 2,000 円というところだろうか。そんな店をハシゴして歩くのが楽しいわけだ。

もっとも、スリには注意 !! 余計な貴重品やお金などは、持っていかないほうが良い。バール代とタクシー代だけを持って、ほろ酔いで歩くべし。

(この旅の詳細については、このサイトの旅のコーナーの中の「春のスペイン」のページを読んでくださいね。)


手前味噌味 レストラン・レポート
ヨーロッパ・ミソラン・ガイド
インデックスに戻る

姉妹サイト 「イタリア三昧+マルタ」



イタリアとマルタに興味のある方は、姉妹サイト「イタリア三昧+マルタ」をチェックしてみてくださいね。ローマフィレンツェナポリピサアマルフィなどイタリア各地、マルタ島とゴゾ島の入門編聖ヨハネ騎士団にゆかりのマルタを尋ねた旅行記を集めました。


姉妹サイト 「ヨーロッパの歴史風景」



ヨーロッパに興味のある方は、この「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイトである「ヨーロッパの歴史風景」(先史・古代編中世編近世編近代・現代編)にも行ってみてくださいね。


Copyright (c) 2000-2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。