羊の脳味噌を食べちゃった(ボローニャ、イタリア、1999年6月21日)
エミリア・ロマーニャの美食このボローニャを州都とするエミリア・ロマーニャ州は、イタリアでも美食で有名な街なんだそうな。豊かなポー川を控えているから、様々な食品が生産されている。パルマ・ハムやパルメザン・チーズで有名なパルマの街だって、エミリア・ロマーニャ州に属しているからね。 というわけで、今夜は美食で有名なエミリア・ロマーニャ州の伝統料理を食べることになっている。 リストランテ「パッパガッロ」
やって来た店「パッパガッロ」は、ボローニャ市内にあるメルカンツィーア広場にある。店の玄関(右の画像)には、日本語のメニューもある。なんだ、日本人客も多いんだ。 ところが、店内のテーブルに案内されて、出てきたのはイタリア語のメニュー。おやおや、日本語のメニューがあるんじゃないの ?? 係のオジさんが言うには、日本語メニューは古くて、しかも品数も少ないんだそうな。なるほど。でも、せめて英語のメニューが無いかなあ。 料理やがて出てきた英語のメニューを見ながら、お目当ての伝統料理を選ぶ。まずは、ボローニャ風パスタ。早い話が、キシメン風の平らなパスタに、ミート・ソースをかけたもの。家内は絶賛している。私は、普通のスパゲティのほうが好きなんだけどね。 私の前菜はカラスミのスパゲティ。麺のゆで具合は、昨日の「トッレ・デ・ガルッツィ」の方が好きだけどね。ただ、家内の鋭い指摘によれば、麺にある細かなササクレが絶妙なんだそうな。言われてみれば、そんな気もする。 家内のメインは、コトレッタ・アッラ・ボロネーゼ。たたいて薄く延ばした仔牛肉のカツの上にチーズを乗せたもの。ミラノやウィーンで見る薄いカツに似ているけどね。まずまずの料理かな。 私のメインは、フリット・ミスト・アッレミリアーナ。つまり、ミックスド・フライだ。色々と揚げてあるが、ズッキーニの揚げ具合が絶妙で良いねえ。しかし、やがて今日の主役を口に入れた。羊の脳味噌だ。不味いものではない。柔らかくて、白子よりもあっさりした食感。ま、取り立てて「食べたい !!」というほどのものでもない。食べてみないとわかんないけど。 アルバーナ・ディ・ロマーニャ
そうそう、ワインの事を書くのを忘れていた。今日のワインは、アルバーナ・ディ・ロマーニャの 98年。イタリアで初めてDOCGとなった白ワイン。それまで、イタリアのDOCGは赤ワインだけだった。 といっても、決して高価なワインというわけではない。22,000リラというから、1,500円ほどかな。色が淡く、香りにクセが無くて、ほのかな甘みがあるかな。私は塔の街サン・ジミニャーノのレストランで飲んだヴェルナッチア・ディ・サン・ジミニャーノの方がはるかに好きだけどね。
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デザートと勘定書き食事の後のデザートは、アイス・クリーム。イタリアとくれば、ジェラートだろうと考えて選んだわけだ。しかし、これが今イチの品。イタリアでも美味しくないアイス・クリームがあるんだねえ ... 。家内が食べたパイナップルのセミ・フレドの方が美味しかったねえ。最後にエスプレッソ。これも普通の出来だな。食事の後は支払となる。ところがだ。勘定書きを頼んで、待てど暮らせど出てこない。催促をしてから更に 30分も待たされた。日本人をナメてるのか、それともやる気が無いのか。しかし、羊の脳味噌という「珍味」を食べさせるから、1ミソとしておこう。 余談ながら、羊の脳味噌はイタリア人にとっては「珍味」ではないらしい。それどころか、栄養豊富で消化に良いとされていて、離乳食として赤ん坊に与えられているとのこと。なるほど、食べることに関しては、イタリア人にはかなわないかもしれないねえ。
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