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手前味噌味 レストラン・レポート
ヨーロッパ・ミソラン・ガイド
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塔の街のレストラン 「ベル・ソッジョルノ」
(サン・ジミニャーノ、イタリア、1999年6月24日)
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Restaurant
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Misolin
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Michelin
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Bel Soggiorno
San Gimignano
Via Sa Giovanni, 91
Italy
Phone 0577 940375
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見事な景色
今夜のレストランは、イタリアの中世の面影を残す塔の街サン・ジミニャーノの「ベル・ソッジョルノ」。
入口で名前を告げると、店の奥のテーブルに案内された。窓の横の席である。広い窓からは、トスカナの丘陵地帯の風景が見える。この店の特等席だ。
既に店内は満席に近いというのに、こんなに良い席があてがわれるのは、早めに予約をしておいたからだろうか。(私は 3 ヶ月も前に予約を入れていた。)
料理とワインを注文し、待つことしばし。
ヴェルナッチア・ディ・サン・ジミニャーノ
まずテーブルにやってきたのは、地元サン・ジミニャーノの白ワイン、ヴェルナッチア・ディ・サン・ジミニャーノ Vernaccia di San Gimignano (下の画像)。
私たちが楽しみにしていたワインだ。
このワインがイタリアの上級格付けである DOCG とされたのが 1993 年。
トスカナ地方の伝統的なワインを代表するのが赤のキャンティならば、トスカナの新しいワインを代表するのがヴェルナッチア・ディ・サン・ジミニャーノ。
4 年もののレゼルヴァでありながら、フレッシュで爽やかな香り。程よい酸味にほのかな甘さ。バランスの取れたワインだ。
それでいて値段は 20,000 リラ ( 1,400 円)。恐れ入ってしまう安さだ。
イノシシ肉のテリーヌ
私の前菜はイノシシ肉のテリーヌ。果たしてイノシシがこの白ワインに合うものか不安だった。しかし、イノシシは豊かなトスカナの自然に囲まれたサン・ジミニャーノの名物なのだ。食べないわけにはいかない。
ところが、巧みにハーブを使ってクセと匂いを消してあるイノシシは、しっかりした白ワインと、なかなかの相性だった。
トマトのスープ
家内の前菜は、トマトのスープ。ほのかに暖かい柔らかい味のスープ。イタリアのトマトならではの味だ。
同じ料理をイギリスでも作れるだろうが、このトマトが無ければ美味い料理にはならないに違いない。
鶏肉のグリル
メインは鶏肉のグリル。家内はもも肉、私は胸肉だ。香ばしく焼かれており、非常に美味い。ワインとも合う。
この店の料理は非常にシンプルなのだが、それが美味い。豊かな材料があればこその味だろうか。
締めくくり
イチジクのケーキとチーズ・ケーキ、そしてエスプレッソを飲んでディナーを終わる。今日のお代は 140,000 リラ ( 1 万円)。
この料理とワイン、窓から楽しむ景色、元気で明るい従業員の対応。それでこの金額は素晴らしい。 3 ミソをあげるしかないね。
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