アイスランドでクジラ料理
レイキャビク市内のレストラン
生ビールを飲みながら、料理を待つ。やがて出てきたクジラの刺身(下の画像)。 ![]() 醤油やワサビ、しかも箸まで用意されている。立派なものだ。 その赤身のクジラの刺身を口に入れる。柔らかくて美味い。クジラってこんな味だったかなあ。 ちなみに刺身の横には甘エビも添えられている。悪くない。と、思うのだが、家内の点は辛い。甘エビの本場である富山出身だけに、家内の甘エビに対する姿勢は常に厳しい。 前菜に続いて、汁物が出てきた。これが味噌汁だったら感激だが、中華スープだった。恐らくは近所の中華料理屋に配達させたに違いない。ロンドンの中華料理店で飲むホット・アンド・サワー・スープを 5 倍に薄めたようなスープだ。 クジラのステーキ メインはクジラのステーキ。 250 グラムはあろうか。昔ならば軽く食べることの出来る量だが、今では重過ぎる。 ![]() 味のほうは、 .... もう一つ。刺身に比べると一段落ちる。しかし、このステーキを美味く食べる方法がある。刺身に付いてきた醤油とワサビを使うのだ。その為には、前菜の皿が下げられるときに、醤油とワサビだけは離さない事が重要 !! デザートとコーヒーでディナーを締めくくる。お代は一人 4,000 クローネ ( 7,200 円)なり。久々にクジラを食べることができ、満足のディナーだった。 |
捕鯨 余談ながら、今ではアイスランドでも捕鯨は行われていない。今日のクジラ肉も冷凍保存されているものなのだそうだ。このまま捕鯨が再開されなければ、いつかはクジラの刺身を食べることも出来なくなる。 (アイスランドについては、このサイトの旅のコーナーにある「真冬のアイスランド」を読んでくださいませ。)
ところで、このページを読んでいただいた S.K.さんからメールが届きました。この店の名前の読み方に関してのアドバイスです。その他にも7年間を過ごされたアイスランドの思い出なども書いていただいたんですよ。御本人の御了解も得ましたので、S.K.さんのメールを御紹介させていただきますね。
S.K.さん、どうもありがとうございました。
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