ロンドンでフォアグラを食べるなら
英語でガスコン Gascon というのは、フランス南西部のガスコーニュ Gascony 地方の人という意味である。この店も、ガスコーニュ地方の料理を売り物にしているらしい。その中でも極めつけはフォアグラだという評判だ。 フォアグラ いよいよ、フォアグラの出番である。家内はフォアグラのラヴィオリ。この料理はラヴィオリとしては逸品だ。非常に美味い。しかし、フォアグラとしては物足りない。 対して私が選んだフォアグラのカルパッチオは、「これでもか !!」というほどフォアグラだ。ともかく大量のフォアグラが皿に乗っている。ところが、これがあっさりしている。フォアグラを酢でしめてあるのだ。なるほど、フォアグラ自慢の店である。フォアグラの素材も良いが、工夫も素晴らしい。 ちなみに、フォアグラにあわせて飲んでいるのは、グラスで注文したモンバジャック。店がフォアグラの為に用意した甘口の白だけのことはある。フォアグラにピッタリ。 メイン 最後の料理は、鴨肉とラムのコンフィ。ワインも先ほどのマディランに戻る。 コンフィ Confit というのは、手許にあるフランス料理の辞典によると、「果実や野菜を砂糖・蒸留酒・酢などに漬け込んだもの。あるいは、豚・鴨などを脂肪に漬け込んだもの」。 家内の鴨肉のコンフィは美味い。しかし、私が選んだラムのコンフィは、さすがに重すぎた。料理が二品だけならば食べることも出来ただろうが、さすがに三品となるとお腹が苦しい。
デザートとエスプレッソ 「お腹が苦しい」と言いながらも、デザートを食べるのだから、人間の胃袋というものは不思議である。 最後に出てきたエスプレッソには、カヌレが付いてきた。これはフランス南西部のお菓子である。 今夜のディナーのお代は、 120 ポンド( 24,000 円)であった。 |
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とことんガスコーニュ この店は素晴らしい。但し、ガスコーニュの料理とワインに限れば、である。 メニューに並ぶ料理は、全てガスコーニュ地方のもの。ワインの品揃えもフランス南西部のものばかりだ。ブルゴーニュやプロヴァンスのワインなどは全く無い。 「ガスコーニュの味」を期待して来る人は、満足して帰ることが出来る。しかし、「フランスの味」を求めて店に来る人は、必ずしも満足を得ることが出来ない。そんな店である。 そんなクラブ・ガスコンが、私たちは大好きになった。またフォアグラを食べに来よう。そういうわけで、この店には 3 ミソの評価である。
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