ヨーロッパ・ミソラン・ガイド 手前味噌味 レストラン・レポート
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シュークルートが美味い 「オー・ペシェ・ミニョン」
(リクウイール、アルザス、フランス、1999年5月1日)

Restaurant Misolin Michelin
Au Peche Mignon
5, rue Dinzheim
(Pres eglise cathoique)
68340 Riquewhir
Alsace
France
Phone 03 89 49 04 17

ワインの村のレストラン

アルザスでも有数のワインの村リクウイールの中に、伝統的なシュークルートを食べさせる店がある。それが、この 「オー・ペシェ・ミニョン」 だ。

民家そのもの

「家庭的な雰囲気」を売り物にする店は珍しくはない。しかし、この店は半端ではない。「家庭的」どころか、民家そのものだ。(下の画像)

店内

現に私たちがテーブルに落ち着いた時は、家族の食事の時間だった。階段の上から聞こえてくるナイフ・フォークや皿の音でそうとわかる。

無愛想な若者

家族の食事が終わり、今度は私たちの番だ。ジーンズをはいた無愛想な若者が、メニューを持ってやってきた。

私が選んだ料理は地元の伝統的なもの。ワインももちろん村のワインだ。私の注文を聞いた若者が、ほんの少し微笑んだ。鉄仮面ではないらしい。

エスカルゴ

やがて前菜が登場。今日はエスカルゴだ。エスカルゴがアルザスの名物とは聞いていないが、この村の西側にあるヴォージュ山脈の森には、エスカルゴもいるだろうと考えて選んだわけだ。しかも季節は新緑の頃。柔らかな新芽を食べたエスカルゴは美味いに違いない。

ハサミのような道具を使い、アツアツのエスカルゴを殻から引き出し、口に入れる。美味い。季節が良いのか、素材が良いのか、料理の腕が良いのか。濃厚な味が口の中に広がる。臭みが無い。タコヤキを作るときに使うような鉄板に残った汁を、パンに含ませて食べたほどだ。

シュークルート

シュークルート メインはもちろんシュークルート Choucroute (右の画像)。

見た目には品の良いドイツ料理だ。数種類のソーセージとハム、それに酢漬けのキャベツを煮込んだもの。これぞドイツとフランスによって、交互に支配されたアルザスならではの料理。

メニューには、「田舎風」とか「伝統的な」とか書いてあった。しかし、どうしてどうして。なかなか洗練された美味さである。おそらくは一緒に込んだ酢漬けのキャベツのおかげだろう。

しかも、殆ど調味料を使っていない。塩味もスパイスも控えめだ。おそらくはソーセージやハムから染み出したものだけに違いない。そんな品の良い味なのだ。

面白いのは、素材の全てが保存食品だということ。ソーセージもハムも酢漬けのキャベツもジャガイモも。そんな保存食品だけを使って、美味い料理を作るというのは立派なものだ。

リクウィールはアルザスのワイン村

忘れてはいけないのがワイン。このリクウイールはアルザス有数のワインの村でもある。

ワイン 今日の私たちのワインは、リースリンクの白。リースリンクはドイツで盛んに栽培されているが、このアルザスでも主力の品種の一つなのだ。

ちなみに今日のワインを作っている業者は、このリクウイールを拠点に創業して 350 年になるという。今ではアルザスを代表するワイン生産者だ。




しっかりした琥珀色のワイン。香りは思ったほどではないが、味はしっかりしている。口当たりがよく、それでいて酸味が強く、しかし喉の奥に流し込んだ後で柔らかな蜂蜜のような甘みをほのかに感じる。

デザートは自家製の洋ナシのタルトとエスプレッソで締めくくる。

お代は 466 フラン( 9,300 円)なり。店を出たときは、既に 3 時半。さっきまで土砂降りだった雨も上がっていた。



参考ページ

なお、アルザスとストラスブールに関しては、下のページを参考にしてくださいね。

旅行記「アルザスとストラスブール(フランス)」



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【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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