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手前味噌味 レストラン・レポート
ヨーロッパ・ミソラン・ガイド
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ブルゴーニュ・ワインの品揃えが豊富な
「シャポー・ルージュ」
(ディジョン、フランス、1997年9月21日 & 22日)
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Restaurant
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Misolin
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Michelin
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Host. Chapeau Rouge
5 r. Michelet,
21000 Dijon,
France
Phone 03 80 30 28 10
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1999年9月21日
まずはバーのソファーに腰を降ろし、レストランのメニューをじっくりと読む。レストランのテーブルで読むよりも、ゆっくりとバーで料理を選ぶ方が私は好きなのだ。
アペリティフ
私のアペリティフはいつものキール。もちろん、ディジョンはカシスの本場である。そのカシスを材料にキールが作られる。ちなみにキール・ロワイヤルは、昔のディジョンの市長さんが発明したらしい。
家内のアペリティフは、店の特製の「シャポー・フテー」。ウオッカにマンダリン・インペリアル、オレンジ・ジュースにカシスを加えたもの。家内のコメントでは、キールにカンパリ & オレンジを加えたようなものだそうだ。味見をしてみたが、悪くはない。
ソムリエ
やがてレストランからお呼びがかかった。テーブルの準備が出来たらしい。ダイニング・ルームの椅子に腰を降ろし、バーで選んでおいた料理を注文する。しかし、ワインに関しては、ソムリエのアドバイスが欲しい。

若いソムリエと相談の結果、ワインを決める。私の得意の白のハーフと赤のボトルだ。ちなみに、銀のバッジをつけた若きソムリエ氏は、極めて流暢な英語を話す。よく勉強しているようだ。
アミューズ・グール
まずはアミューズ・グール。柔らかくゆでたウズラの卵に、カリカリに揚げたタマネギのリングを乗せ、マッシュルームのクリーム・ソースをかけてある。
随分と手の込んだ付け出しだ。しかし、その味で私のレストランに対する印象が良くなったのだから、無駄ではない。
フォアグラとエスカルゴ
ワインに続いて前菜の登場である。家内はフォアグラ。普通のフォアグラのほかに、カシスに漬け込んだフォアグラも添えてある。
私はエスカルゴ。悪くはないが魔法の味とは言いがたい。盛りが新緑に満ちる頃の雨上がりのエスカルゴが一番美味いとものの本にはある。しかし、今は秋なのだ。
シャロレー牛
メインはシャロレー牛。ブルゴーニュでも著名な高級牛肉だ。なるほど、柔らかくてジューシーだ。日頃食べているイギリスの草履のような牛肉とは天と地の差である。
添えてあるマスタードがまた美味い。ディジョンといえばマスタードだ。マスタードはディジョンの街の土産物の代表なのだ。
エチケット
デザートとコーヒーを飲んで今夜の食事を締めくくる。店を出る前に、ソムリエさんにお願いがある。今日のワインのエチケットを持って帰りたいのだけれど。
やがて戻ってきたソムリエ氏の手に、エチケットは無かった。失敗しちゃったんだそうだ。しかし、その代わりにカードにワインの詳細を書いてきたらしい。それが右上の画像。
失敗しちゃったのは残念だけれど、手書きのカードを持って来たという気持ちが嬉しかった。
1997年9月22日
昨夜のディナーが気に入ったものだから、今夜もこの店で食事をすることにした。例によってバーでメニューを読んでいると隣に座っていたアメリカ人の夫婦が話しかけてきた。ちょっとレストランのメニューを見せて欲しいという。
このレストランで食事をしたかったのだが、満席でテーブルが取れず、仕方なくバーで一杯やっているのだそうだ。なかなか人気のある店らしい。
ル・モンラッシェ
そんな彼らをバーに残し私たちを呼びに来た係の案内でテーブルにつく。今日の主役はワインだ。その名も「ル・モンラッシェ」。
フランス政府がパリとリヨンを結ぶ高速道路を建設する際、モンラッシェの畑をつぶさないように道路を迂回させたというワインだ。
小説 「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」を書いた作家アレクサンドル・デュマが、「膝をついて、頭を下げて飲め」と言ったと伝えられるワインが、この「ル・モンラッシェ」である。
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(と、資料に書いてあったんやな。)
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関連書籍
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