フォアグラとブレス・チキン
公園の中のレストラン
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マダム 店のマダムが挨拶に回っている。優しげで庶民的な雰囲気のマダムだ。 ブレス・チキン
やがて私たちのテーブルの横に銀のトレイがやってきた。その上には大きな陶器の器。陶器を封じていたパイ生地がはずされる。(右の画像)姿を見せたのは、丸々と太ったブレス・チキン。それに各種の野菜。ブレス地方は、フランスでも最高級とされるチキンの産地である。今日のメインは、そのブレス・チキンのキャセロール。 取り分けられたチキンと野菜が目の前に置かれる。さて、頂きましょう。極めてあっさりとした味つけが、チキンの味を引き出している。野菜にもチキンのエキスが染み込んでいる。逆に野菜のエキスをチキンが吸収している。文句無し。 二人で大きなチキン 1 羽は、とても食べきれないと思ったが、意外にもすんなりと胃袋の中におさまった。やはり、素材の良さ。シンプルな料理。絶妙の組み合わせ。素晴らしい店だ。 デザート
こんな良い店でデザートを食べないわけにはいかない。万が一、食べすぎで死んでしまおうとも後悔はしない。逆に食べずに店を出ては、明日の朝は後悔に打ちのめされるのは目に見えている。家内のデザートはビールのアイスクリームと洋ナシのワイン煮をカラメルでコーティングしたもの。ブリオッシュにカラメルをからめて焼いたものが添えられている。私のデザートはオレンジとイチゴのスフレ。ここで家内と私の意見が分かれた。どちらも自分のデザートの方が美味いと譲らない。 最後にソファーに移動して、コーヒーを飲みながら煙草を一服。今夜のお代は〆て 2 千フラン( 4 万円)。この値段は決して高くはない。最初から最後まで、飽きさせることもなく楽しませてくれたのだ。それだけ価値ある工夫をこらした店なのだ。 スタッフ タクシーに乗ってホテルに向かう。まだ店のことを考えつづけている。それほどに素晴らしい店だった。 少し英語が苦手な老ソムリエだったが、彼が選んでくれたワインは文句無しだった。もう一人は、英語が上手でキビキビとワインを注いでくれた若いソムリエール(女性ソムリエ)。 ブレス・チキンを切り分けてくれた渋い中年のギャルソン。その他の従業員も非常に良く訓練されていた。 ホテルに到着したときは既に 12 時。こんなに長い時間を楽しませてもらった。再びアルザスに来る機会があれば、何があろうともこのビュールイーゼルで食事をすると決めた。文句無しの三ミソだ。 ところで、2003年9月にビュールイーゼルで食事をされた Tさんが、お店の印象などをレポートしてくれました。参考になりそうですので、御本人の了解を得てここに掲載させて戴きますね。
Tさん、詳しいレポートを有難うございました。またレストランに行かれたら、感想などを送って下さいね。
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